面貸しヘアサロンと業務委託ヘアサロンの違い

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多様化する美容室の経営スタイルですが、最近はスタッフを雇用しない経営スタイルも増えてきました。

サロンワークの業務を委託し、個人事業主としてとりまとめていくという経営スタイルです。

以前は、鏡面貸しやミラーレンタルと呼ばれる業務形態も多くありましたが、最近の業務委託は少し形態が異なります。


 

 

面貸しサロンのスタイル

 

面貸しという業務形態は、言葉そのままのとおりサロンの場所を提供するものです。

スタイリストが個人事業主として独立しており、場所代として家賃相当をサロン側に支払うというものです。

そこで発生する売上げやお客様はスタイリストに帰属していることが特徴です。

 

 

業務委託サロンのスタイル

 

対して、業務委託はサロンワークを外注化するという方式になります。

売上げやお客様はサロン側に帰属し、業務を受託しているスタイリストはその業務の対価として報酬を受け取るといった形になります。

建設業に置ける外注化と同様の考え方になります。

 

サロン形態

 

 

 

 

契約形態が多様化している理由

 

こうしてサロンの運営スタイルが多様化している理由の一つには、消費税と社会保険の問題があります。

業務委託におけるスタイリストへの報酬は外注費として消費税の計算上費用となりますし、雇用していないため、社会保険の加入義務もありません。

残業代という概念もないため、サロン経営における経費負担を抑える事ができるわけです。

 

もう一つは、働く美容師側の意識です。

業務委託は業務に対する報酬が明確なため、わずらわしい間接的な業務をこなす必要もなく、働いたら働いた分だけ報酬を得る事ができるます。

独立開業を目指す美容師さんがお金を貯めたり、実力を試したりなど、自由度が高いスタイルを支持しているといえるのではないでしょうか??

 

 

さまざまな経営スタイルがありますが、どれがいいかは選ぶのは経営者の仕事です。

美容師さんのニーズ、お客様のニーズ。

 

今後は、更なる多様化が考えられます。

時代に合わせた経営スタイルを構築する能力が問われていくのだと思います。

 

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鈴木和敏

鈴木和敏

株式会社 髪研代表取締役
SBA(サロンビジネスアカデミー)主宰。 福島県内で8店舗の小さな美容室を運営。 25歳の時に一人で開業して以来、0%〜5%以下の離職率を13年間継続中。 開業当初は「美容師の延長」で職人経営をしていたが、震災で資金ショートした時に「このまま職人経営ではスタッフを不幸にする」と感じ、経営者への転身を決意。 35歳でハサミを置いてからは、スタッフ一人当たり年間粗利額1,000万という基準値もクリア。 社員の平均月収は役職がない若手スタッフの平均でも35万以上を維持し、店長平均は50万を超える。 現在は、自身の経験と実績をベースに「年間利益2000万以上」「現場を任せて億越え」などの実現を目指す方へのサポート活動が中心。 信条は「経営者にとってはスタッフが最上位顧客」「美容室経営は美容師の仕事の延長ではなく経営者への転身」など。
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