前回は次回予約をいただくためのメリットについてお伝えしました。
※前回の記事はこちら
今回は、それを踏まえて次回予約をいただくための方法をお伝えします。
ポイントは三つだけです。
◇賞美期限をお伝えする
◇お客様のメリットをお伝えする
◇お客様のデメリットを解消する
◆賞美期限をお伝えする◆
今回のスタイルはいつ頃手入れが必要になるか具体的にお伝えします。
例
今回はショートスタイルなので、一ヶ月後にはこの辺が気になってくると思います。
一ヶ月後の手入れがオススメです!
例
一ヶ月後にはおよそ1センチ根元が伸びます。
今回はハイトーンなので、一ヶ月後にリタッチするとキレイを維持できますよ!
など、
どのくらいの時期に
どう変化して
どのような手入れが必要か
これをお伝えし、賞美期限を把握していただきましょう。
この時点で次のご来店をイメージしてもらうことが大切になります。
◆お客様のメリットをお伝えする◆
なぜ次回予約がいいのかというメリットをお伝えします。
例
直前予約だと、予約したい希望日時に混雑してるなどでのお客様自身のスケジュールの混乱を防げます!
例
キレイなスタイルを常時キープすることができますよ!
こちらの都合ではなく、お客様にメリットがあることをお伝えしましょう。
◆お客様のデメリットを解消する◆
その上で、次回予約のデメリットをなくしてあげることがポイントです。
キャンセルが面倒な方
例
キャンセルは無料ですので、お気軽にご連絡ください!
キャンセルする手間よりも予約する手間がなくなるほうが楽ですよ〜!
先のスケジュールがわからない方
例
忙しい人ほど、次の予約を入れていただいてますよ!
仮に来れそうな日はございませんか??
などですね。
次回予約を『次回来店のお約束』と固く捉えてしまうと、
お客様も構えてしまいます。
はじめは、気軽な感じでアプローチしてみることをおすすめします。
何度も言いますが、
次回予約は美容室側よりもお客様にメリットがあります。
次回予約はとるものではなく、いただくもの。
次回予約をいただける仕事をぜひ心がけしていきましょう!
福島県内で9店舗の美容室を運営。 社員の平均月収は35万以上、離職率5%以下を維持。 2015年〜現場を引退し、美容室経営はリモート化。 現在は主に美容室経営のコンサルティングサポートをしている。 著書「脱・職人経営」はアマゾンレビュー200件以上で韓国でも翻訳された。