脱職人経営の鈴木(@kamiken_kazu)です。
美容室の集客手段として、ブログやSNSを活用することによる無料集客という手段があります。
実際にインスタグラムの運用だけで、毎月何十人も集める方や、個人ブログを毎日更新するだけで予約を埋めてしまうような方もおられます。
僕自身も、開業当初はmixiやTwitter、さらにはアメブロを活用し、WEB広告やチラシも一切やらずに予約を埋めてきた過去もあります。
無料集客にかかるコストとは?
SNSやブログ自体は無料で利用できます。
つまり表面上のコストはゼロですね。
しかし、ここでいうコストとは資源(リソース)の消費を指します。
つまり、金銭面以外の見えないコストがあるということです。
それは「時間」や「労力」という大事な資源。
SNSやブログの運用には、結構な資源(リソース)を消費します。
その無料媒体の使い方を調べるところから、実際の運用まで。
また、運用効果は日々の積み重ねにより生まれるケースが大半です。
場合によっては1日中SNSに張り付くようなことを続けなくてはならないし、ブログならコツコツと数百を超える記事数が必要になるでしょう。
もし、その資源(リソース)をサロンワークに使えたら・・・
機会損失としての時給を算出することもできます。
無料集客の方法を有料で仕入れるケースも
SNSやブログの運用はあくまで隙間時間で・・・
と考えれば、もちろんやらない手はありません。
しかし、無料集客のノウハウを有料で仕入れている件についても触れておきたいと思います。
それは、書籍やセミナー、オンラインサロンなどですね。
これらに毎月一定の金額を払った上に、さらに時間と労力という大切な資源を消費した上で「無料集客」と定義しているケースもあります。
その辺りの見えていないコストを考えてみることも大事だと思います。
広告の運用を見直すことで得られるコト
無料集客というのは、基本的にプラットフォームに依存します。
SNSは流行があるし、SEOは常に変化していきます。
つまり、成果のコントロールが難しい。
その点、広告の運用は投資額を増やせば数字を取りに行くことも可能です。
また、広告の運用を専門家に外注することで、経営者の大事な資源(リソース)も使わずに済むという大きなメリットもあります。
広告で集客ができるようになると、SNSの運用にスタッフが疲弊することもなくなります。
広告費をかけるということは、ある意味「営業マン」を雇うようなもの。
そのあたりの視点も含めて、もう一度「集客コスト」を考えてみてもいいのではないかと思います。
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福島県内で9店舗の美容室を運営。 社員の平均月収は35万以上、離職率5%以下を維持。 2015年〜現場を引退し、美容室経営はリモート化。 現在は主に美容室経営のコンサルティングサポートをしている。 著書「脱・職人経営」はアマゾンレビュー200件以上で韓国でも翻訳された。