現在、すでに求人難と言われている美容業界ですが、若手美容師の減少などはさらに加速し、ますます求人難を迎えることが予想されています。
とは言え、きちんと美容師さんが集まるサロンは存在していますし、実は職場を変えたい美容師さんは多いという事実もあります。
今回は、職場探しをする美容師さんにしっかり価値を伝えるための、「求人ページ作成のポイント」を3つお伝えします。
美容師さんの不満や不安を解消する
職場を変えたい美容師さんの不満は主に3つです。
お金の悩み、労働時間(休日)の悩み、人間関係の悩みです。
これらをあなたの店ならどう解消できますか?
それをイメージできるページに改善しましょう。
美容師さんの得られるベネフィットを見える化する
美容師さんがあなたの店で働くことで何が得られるか?をなるべく具体的に伝えましょう。
将来の独立、親孝行、プライベートの充実、美容師としてのやりがいなど・・・
あなたのサロンが「美容師さんの自己実現をサポートできるサロン」であることを知ってもらうのが大切です。
スタッフの声で発信する
上記の美容師さんへの価値を、スタッフの声で発信しましょう。
お客さんのレビューと同じで、ゴリ押し感は軽減され、信頼度は2割り増しです。
スタッフに協力をお願いしてください。
すでに働いているスタッフ自身も、会社の魅力を再確認できるため、一石二鳥です(笑)
せっかく労働環境がよくても、それにより得られるものが具体的にわからないと意味がありません。
これは集客でも言えますね。
メニューの良さを頑張って説明するよりも、そのメニューでどうなって何が得られるか?が大切です。
あなたのサロンで「美容師さんが得られる価値」をしっかりお伝えしてあげましょう!
福島県内で9店舗の美容室を運営。 社員の平均月収は35万以上、離職率5%以下を維持。 2015年〜現場を引退し、美容室経営はリモート化。 現在は主に美容室経営のコンサルティングサポートをしている。 著書「脱・職人経営」はアマゾンレビュー200件以上で韓国でも翻訳された。