いまやスマホもPCもマルチタスクが主流です。
時代はマルチタスクと言えますね。
そして、美容室経営者もマルチタスクならぬ、マルチワークが主流です。
サロンワークをしながら、経理事務をこなし、スタッフマネジメントをして、経営戦略を練る。。。
あなたも、1人で何役も仕事をこなしているのではないでしょうか??(私自身もそうでしたが、、、)
確かにマルチに仕事をこなすことは可能ですし、素晴らしい才能であり能力です。
しかし、美容室経営者がサロン経営において、 【もっとも重要な仕事】 に絞って、仕事に取り組むことができたらどうでしょうか??
今回は、私が美容室経営者に「シンプルワーク」をオススメする理由をあげたいと思います。
仕事(プロジェクト)一つに対する集中力が上がる
あたりまえですが、仕事の数(プロジェクトの数)は少ない方が多くの労力を投下できます。
そして、当然少ない方がより集中力を高めることができますよね。
プレイングマネージャーをプロ野球に例えれば、選手としてトレーニングをしながら、監督業と球団オーナー業をするようなものです。
(ちょっと規模がデカすぎる例ですが・・・)
あなたにとっても、仕事の数は少ない方が、一つ一つにもっと集中できるのは間違いないと思います。
自分(美容室経営者)の時給が上がる
仕事をシンプルに選んでいくクセがつくと、必然的に【本質】に迫った仕事に厳選されていきます。
パレートの法則で言えば、現在の自分の仕事の2割くらいで、8割の成果を上げているとも言えます。
仕事の時間をその2割に絞ることで、自分の時給は最大化すると考えることができますね。
より本質に迫った仕事にすることで、自分の時給を上げることが可能になります。
スタッフ(美容師)の活躍の場が増える
経営者が仕事を絞れば、他の仕事を任せる必要が出てきます。
経営者のあなたがサロンワークを離れれば、セットイスが一面空きますから、スタッフが活躍できる場ができるはずです。
マネジメントを任せれば、幹部社員が育ちます。
もし、経理事務を任せれば、美容師以外の雇用を生み出すことも可能になりますね。
仕事はどんどん任せることで、よりスタッフの活躍の場も成長も期待できるのです。
いかがでしょう?
このように、経営者がより重要なワークやプロジェクトに絞って労力を使うことで、生産性が高まります。
また、シンプルに仕事を絞っていくことで、経営者の時間に余裕も生まれます。
現状、美容室経営者はマルチワークをこなす優秀な方は非常に多いです。
美容室は、8割が個人経営(スタッフ5人以下)と言われていますから、今回の話は少し無理な話かもしれません。
しかし、ぜひ少しずつでも今からはじめてみてはいかがでしょうか?
経営者の働き方を変えることこそが、なによりも一番早く生産性を上げることができるのです。
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福島県内で9店舗の美容室を運営。 社員の平均月収は35万以上、離職率5%以下を維持。 2015年〜現場を引退し、美容室経営はリモート化。 現在は主に美容室経営のコンサルティングサポートをしている。 著書「脱・職人経営」はアマゾンレビュー200件以上で韓国でも翻訳された。