あなたの美容室で、もし次回予約がまったく浸透していない場合、以下の3つのアクションを試してみたください。
少なからず、ご予約いただけると思います。
◯賞美期限を日付でお伝えする
スタイリングの時などに、優秀な美容師さんでしたら無意識で賞美期限はお伝えしているかと思います。
たとえば、
『2ヶ月後には根元が目立ちますから、2ヶ月後が染め時です。』
などですね。
これをぜひ、日付まで指定するようにしてください。
『2ヶ月後には根元が目立ちますから、◯月◯日頃が染め時です。』
日付を指定することで、お客さんがその日の予定をイメージしやすくなります。
ここでは、無理に勧める必要はありません。
◯会計時にカレンダーをおみせして、次回予約をおとりするか確認する
カレンダーをおみせして、
『次は◯月◯日頃がおすすめですが、次回のご予約をおとりしていかれますか?』
と聞きましょう。
視覚的にスケジュールを考えていただくことがポイントです。
◯他のお客さんも次回予約をしていることをお伝えする
次回予約メリットについて、こちらが一生懸命に説明する必要はありません。
『当店のお客さんは、次回予約をしていかれる方が多いですよ。』
この一言をダメ押しすることで、次回予約が特別なモノであるイメージがなくなります。
以上、簡単ですがこの3つのアクションだけでも、少なからず次回予約をいただけるようになると思います。
次回予約が浸透すると、お客さんにも喜ばれます。
いつもキレイを維持していただくために、ぜひ次回予約をいただきましょう。
P.S
突然、次回予約を勧められてもお客さんは困惑します。
複数のコンタクトポイントがあるとさらによいですね。
店内POP、HPやブログなどでも次回予約に対する告知があると、よりスムーズにご予約いただけると思います。
福島県内で9店舗の美容室を運営。 社員の平均月収は35万以上、離職率5%以下を維持。 2015年〜現場を引退し、美容室経営はリモート化。 現在は主に美容室経営のコンサルティングサポートをしている。 著書「脱・職人経営」はアマゾンレビュー200件以上で韓国でも翻訳された。