美容室経営者なら活用しない理由がない助成金
国や地方自治体からの助成金や補助金は合わせて何と3000種類以上存在します
雇用環境やスタッフの状況に合わせて適切な助成金を判断・選択していく事は経営者の重要業務です
私の経験則ですがうまく活用できている方って意外と少ない気がしています
助成金や補助金をうまく活用すれば利益を倍増するのも不可能ではありません
美容室が適用しやすい助成金として
①人事評価改善等助成金(制度整備女性)
②両立支援等助成金(育児休業等支援コース)
③キャリアアップ助成金(正社員化コース)
④職場定着支援助成金(健康づくり制度)
⑤トライアル雇用助成金
⑥人材開発支援助成金(セルフ・キャリアドック)
⑦人材開発支援助成金(教育訓練休暇制度)
7つがよく適用されています
※各個別要件、労務整備状況などで適用状況は大きく変わりますのでご注意ください
7つうまく適用できれば総額で約200万〜250万円は助成される可能性があります(入金時期は助成金の種類により違います)
美容室が純利益で200万〜250万を創出するのは大変ですのでうまく適用してリスク回避や経営スピードUPに繋げるべきでしょう(1店舗経営ならばなおさら)
しかし
助成金=原価のかからない副収入(お小遣い)
に、なってしまいがちなのですが助成金制度のそもそもの目的を見直す事で、利益を倍増させる貴重なガソリンになりうるのです
助成金制度は厚生労働省が『雇用・職場環境改善』に取り組む企業などに労務整備に必要な費用を補填をする制度です
【助成金の目的=お金がもらえる】
そんな目的設定をしてしまうと助成金をもらう事自体がゴールとなり、本来の目的である『雇用・職場環境改善』から離れてしまいます
本来の目的が達成されない事は長い目で見た時に働きがいや職場への不満(経営者への不信)に繋がり、離職率が高まります
スタッフも置かれる環境や思考が変化するので1年目で求めるもの、3年目で求めるもの、結婚したら求めるもの、子供ができたら求めるものは置かれるステージによって十人十色です
全てのスタッフの求めるものに答えるのは不可能ですが、応えようとする姿勢
中でも職場環境に求められる『雇用・職場環境改善』に関しては助成金をうまく活用すべきでしょう
つまり助成金を『雇用・職場環境改善』にかかる先行投資費用(設備や賃金改正、福利厚生など)を回収できる補填金と捉え
『雇用・職場環境改善』が整備し、スタッフの安心・信頼が高まることによる相乗効果を狙う方が利益倍増が賢明でしょう
※助成金をもらう事を目的にしていると得するのは経営者だけですからね
助成金は申請して受給できるまでが半年〜1年半かかります(種類による)
受給金額を年間収入予算としてしっかりと組み、そこに向けて『雇用・職場環境改善』に投資していく事が大切です
採用コスト・教育コストを考えれば先行投資をして既存のスタッフを残し、売上の上がる仕組みを構築する(この時点では赤字覚悟)
↓
構築された仕組みを元に売上が安定していき、先行投資の赤字分が緩和される(スタッフの不満が解消されるだけでも投資対効果はある)
↓
赤字分が緩和された頃に助成金が受給されて一気に黒字に転じる
↓
構築された仕組み・それを遂行するスタッフは変わらないので結果として利益が倍増しやすい
いかかがでしょう?
あくまでわたしの経験則ですが助成金本来の目的を理解した上で制度を活用する事が経営者・働くスタッフも幸せになる道ではないでしょうか。
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愛知県名古屋市にヘアサロンにコールドプレスジュースカフェを併設させ、美容と親和性の高いトレンド型のクロスセルモデルを展開。ヘアメニューだけに頼らない新時代のサロン運営による収益化を実践している。
正規雇用、業務委託、フリーランス、経営者と美容師として全カテゴリーを経験し、法人化、人事労務整備、助成金に精通する。
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美容室の法人化、スタッフ求人問題、離職率の低下、助成金の活用をメインテーマに多くの美容室経営者をサポートしている。