スタッフを雇用している美容室経営者さんは一度は感じたことがあるのではないでしょうか?
「スタッフのモチベーションが低い」
「もっとやる気を出して欲しい」
これらに対するオススメの考え方があります。
モチベーション(やる気)は人の感情です。
モノの好き嫌いと同じと考えてみれば、コントロールはできないと言えると思います。
ピーマンが嫌いの人に、「ピーマンを好きになれ」と言ったところで、好きになることはないのです。
出来ても、ピーマンの良さを伝えて好きになるきっかけを与えるくらいです。
結果的に好きになるかどうかは本人次第でしかないわけです。
サロンワークにおいて大事なのは、やるべきことをやっているかどうかです。
スタイリング方法はわかりやすく伝えたか?
次回提案は行なったか?
など、スタッフの行動管理を仕組み化すれば良いわけです。
モチベーションに左右されないような行動管理で、業務の仕組み化をする。
ここが大事になるのではないでしょうか?
正しい行動をしっかり管理し、それによって成果が出ると、結果的にスタッフのモチベーションはあがります。
モチベーションはあげるものではなく、結果的にあがるということになりますね。
目に見えない「感情」を管理せずに、
目に見える「行動」を管理する。
これにより、強いチームづくりが出来るのだと思います。
行動管理に必要なツールは業務マニュアルとチェックシートです。
このツールをどれだけ効果がでやすいものにするかにより、
モチベーションに頼らず成果が出せるチームづくりが出来るのだと思います。
ぜひ、マニュアルづくりを強化してみてはいかがでしょうか??
鈴木和敏
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福島県内で9店舗の美容室を運営。 社員の平均月収は35万以上、離職率5%以下を維持。 2015年〜現場を引退し、美容室経営はリモート化。 現在は主に美容室経営のコンサルティングサポートをしている。 著書「脱・職人経営」はアマゾンレビュー200件以上で韓国でも翻訳された。