私が美容室の売上げを毎年前年比120%越えを達成できている理由の一つに、
『未来業務に時間を割く』
という行動があります。
それは、『現在業務』と『未来業務』です。
「現在業務」とは、単純にサロンワークです。
すぐに売上げを出すための仕事ですね。
対して「未来業務」とは、戦略を考えたり仕組みの構築をし、将来的に売上げにつなげるための仕事です。
オーナースタイリストとして毎日バリバリサロンワークをしていると、どうしても『未来業務』に取組む割合がへってしまうのではないでしょうか??
本来経営者の仕事は『未来業務』であるべきです。
業務マニュアルの構築
スタッフが集まる労働条件の整備
新規客が集まる発信
次の店舗展開の事業計画の作成
目標売上げの設定
私はこういった「未来業務」になるべく時間を使ってきました。
また、セミナーや書籍など、時間の投資と同様にお金の投資もしてきました。
今現在の私も経営者でありながら、サロンワークも出ていますので『プレイングマネージャー』ではあります。
そのなかで、業務の割合はどうかというと、
現在業務(サロンワーク) 3割
未来業務(経営マネジメント) 7割
くらいに意識して時間管理をしております。
当然、スタッフが増えるまでは逆でしたので、現在業務(サロンワーク)7割、未来業務(経営マネジメント)3割といった状態がしばらくあった感じでした。
もちろん、独立当初は100%サロンワークで、そこにプラスで未来業務を追加するという感じからのスタートです。
しかし、少しづつこうして現場を退いていくことで、経営の安定化や成長の加速を達成できているという実感があります。
経営者にとって大事なのは
『技術の講習会などでテクニックを勉強すること』よりも、『未来業務につながる経営の勉強』
に時間とお金を使うことなのではないでしょうか?
ぜひ、「未来業務と現在業務の割合」というものを意識してみることをおすすめしたいと思います。
鈴木和敏
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福島県内で9店舗の美容室を運営。 社員の平均月収は35万以上、離職率5%以下を維持。 2015年〜現場を引退し、美容室経営はリモート化。 現在は主に美容室経営のコンサルティングサポートをしている。 著書「脱・職人経営」はアマゾンレビュー200件以上で韓国でも翻訳された。