現在の美容室はほとんどが個人経営と言われています。
統計的には、一店舗あたりの美容師従事者数は2人に満たないと言うデータもあります。
そんな中で、人材が集まる美容室はどんなお店なのでしょうか??
いくつか挙げてみたいと思います。
毎年成長しているのがわかるようなお店にはやはりお客様が集まります。
外から見ていても、店舗が増えていたり、スタッフが増えていたりしているのがわかるお店です。
それは、他店で働く美容師さんにとっても印象がよくなることになりますので、美容師としても成長ができることを期待するようになるからです。
新規集客ができているということは、口コミ紹介や広告宣伝がうまくできているといえます。
それは同じ地域の美容師さんにもつたわっているので、美容師さんにも広告宣伝ができていると考えます。
意外と広告は同業者がチェックしてますからね(笑)
どんなスタッフがいて、どんな人がターゲットで、どんなカタチで営業してるのかなど、サロンコンセプトを明確に発信してなければなりません。
サロンのホームページなども、けっこう同業者がチェックしています。
美容師さんに対しても、働くイメージを持ちやすいコンセプトの発信を意識して、サイトの構築をしておきましょう。
やはり、オーナーの人格や想いなどに惹かれて集まるスタッフが大切です。
オーナーさんにとっても、自分に共感して就職を希望されることを望みたいですよね。
SNSなどのソーシャルメディア、雑誌広告などでもオーナーご自身の思考、人柄を積極的に発信してみましょう。
いくつかあげてみましたが、何か気づくことはありましたか?
そうです。
美容室さんの求人はお客様の集客と完全にリンクしているということなのです。
集客を強化できれば、美容師も集まってくると言えます。
美容師さんも含めて集客してる感じですね。
私自身がそのように意識をしていると、お客様に混じって美容師さんの面接という予約が入る感覚があります。
お客様に響かない美容室経営は、美容師さんにも響かない。
『美容師さんに共感される広告宣伝』をぜひ意識してみてください!
福島県内で9店舗の美容室を運営。 社員の平均月収は35万以上、離職率5%以下を維持。 2015年〜現場を引退し、美容室経営はリモート化。 現在は主に美容室経営のコンサルティングサポートをしている。 著書「脱・職人経営」はアマゾンレビュー200件以上で韓国でも翻訳された。