松永です
美容室を繁栄させるための1番の近道は『人が辞めない』ことです。
父の経営のもと、３、４０人の退社を見届けてきた私が言うので、
これは絶対です！
メニュー・集客・バックエンドなど、
サロンがお客様に提供するコンテンツはもちろん大切なのですが
コンテンツの失敗は微調整して改良すれば良いだけです。
そもそも私は、コンテンツはある一定期間で更新すべきという考えなので、
微調整はルーティーンワークです。
でも、人が辞めた際のマイナスは
その人を育てた期間も含めて考えたら、莫大な数字になります。
しかし今までの美容業界は
・育てるのに時間がかかる
・ハイパフォーマーに育てば独立する
・売れない子は会社に残り続ける
エンドレスな負のスパイラルだと思いませんか？
以前の私は、それがこの業界だと思って諦めていましたが今は違います！
・辞めたくない待遇にする
・（環境的に）辞めにくい人を求人する
・ハイパフォーマーを育てない
路線にシフトしました。
弊社のスタッフ（ママさんで時短勤務日曜休み）の
2022年12月分の給与明細です。
今の私のサロンはスーパーホワイトです！
・技術売上４０％商品売上１０％還元
（※総支給額が５０万を超える月もあります）
・スタッフの拘束時間７、５〜９時間
・年間休日１２０日以上
（※週休二日 ＋ 有給休暇長期休暇分→年１０日 ＋ 個人分→年１０日）
・朝礼、終礼、ミーティング、レッスン、社員旅行全て無し！
・個室＆マンツーマンなので一人で完結（煩わしい人間関係も最小限に）
・もちろん社保も加入
・役職（店長など）は設定せず役割（係り）のみ
です。
こうなってくると、スタッフは辞めたくなくなります。
こんなにもらっていいんですか？と言われます。
こちらこそです。笑
あとは、辞めにくい人を選んで求人していくのみ。
ついついお客様に提供するコンテンツに目が向きがちですが
社員への待遇をもう一度見直してみたくださいね。
最近の傾向として『お金』だけでなく『時間』と『人間関係』の
マイナス要素も改善できるのがベストだと思います。
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私自身がコンサルを受け始めてから２年間分（2020〜2021）の成果を
鈴木さんにインタビューを受けた動画があります。
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静岡県立大学国際関係学部卒。美容系サロンのブランディングの再構築を得意とするコンサルタントとして、高単価メニュー作成やバックエンド運用、既存客のリピート構造の再構築などを中心としてクライアントサロンを多数サポート中。自身もスタイリストとして３００万越えのハイパフォーマーであった経歴を持ちながらも、現場は若手に譲りマネジメント側へ。それ以降もサロンはコロナ禍も右肩上がりの成長を継続している。
