開業計画を立てるにあたってまず必要なことは、サロンの『コンセプト』を決めることだと思います。
ヘアサロンがオーバーストア状態になっている現在、この『コンセプト』づくりは非常に大切になります。
ここでいう『コンセプト』はお店のイメージや、雰囲気のことではありません。
なぜ、あなたが開業するのか。また、それによってお客様や社会において、どんな価値が生まれるのか。
将来の目標達成への道しるべをつくるということになります。
お客様が共感でき、社会的に意味のある『コンセプト』を明確にしていきましょう。
大きく分けて下記の項目を整理しましょう。
経営理念
お店としてどんな社会的価値を生んでいくのか?
お店での約束事
スタッフと共有したい行動指針は?
ターゲット顧客
おもにサービス提供をアプローチするコアターゲットは?
セールスポイント
他店では提供できない独自性のある価値提供はなにか?
キーワドは、『差別化』よりも『独自化』です。
どこかで聞いたことがあるようなコンセプトではお客様に選ばれる理由にはなりません。
お客様があなたのお店を選ばなくてはいけない理由づくりをすることが大切になります。
思いついたことをまずはメモに書き出してみましょう!
福島県内で9店舗の美容室を運営。 社員の平均月収は35万以上、離職率5%以下を維持。 2015年〜現場を引退し、美容室経営はリモート化。 現在は主に美容室経営のコンサルティングサポートをしている。 著書「脱・職人経営」はアマゾンレビュー200件以上で韓国でも翻訳された。