美容室の共同出資での開業はオススメできない理由

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これからの独立開業は非常に厳しくなるかも知れません。

美容室の多さに加え、人口は減少。

若手美容師の確保も困難を極めることが予想されています。

待遇の良い大手が雇用は有利になると感じます。

 

そんな中、先日独立開業のご相談をお受けしました。


友人と共同出資という形で、リスクを半減して独立開業したいと言うご相談を受けました。

開業資金(自己資金や借入れ)をすべて半々にするというお話です。

 

これは、まったく違う意味でリスク増大になる可能性があります。

 

経営者の仕事は決定権を持ち、その責任を負うことにあります。

その権利が曖昧な状態(半々)では、揉めること必須です。

一つのものごとを決めるためにいちいち揉めた上に、成功したら自分の成果。
失敗したら相手の責任…??

■広告を出すか出さないか?

■どんな広告にするか?

■備品は何を買うか?

■新しい商材を導入するか?

■面接したスタッフを採用するか不採用か?

すべてのフットワークが重くなる上に、結果に対する責任の所在が曖昧になるわけです。

共同出資ならば、せめてどちらかが多めに出資し、1人が決定権と責任をとれる形にすべきでしょう。

 

経営の楽しさは、責任を持って決断を続ける部分にあります。

会社員では得られない価値がそこにあるわけです。

共同出資で美容室経営をお考えの場合、ぜひ慎重に進めていきましょう。

※私はオススメ致しません。

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鈴木和敏

鈴木和敏

株式会社 髪研代表取締役
SBA(サロンビジネスアカデミー)主宰。 福島県内で8店舗の小さな美容室を運営。 25歳の時に一人で開業して以来、0%〜5%以下の離職率を13年間継続中。 開業当初は「美容師の延長」で職人経営をしていたが、震災で資金ショートした時に「このまま職人経営ではスタッフを不幸にする」と感じ、経営者への転身を決意。 35歳でハサミを置いてからは、スタッフ一人当たり年間粗利額1,000万という基準値もクリア。 社員の平均月収は役職がない若手スタッフの平均でも35万以上を維持し、店長平均は50万を超える。 現在は、自身の経験と実績をベースに「年間利益2000万以上」「現場を任せて億越え」などの実現を目指す方へのサポート活動が中心。 信条は「経営者にとってはスタッフが最上位顧客」「美容室経営は美容師の仕事の延長ではなく経営者への転身」など。
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