今回は、前回の『一人美容室からスタッフを雇用するタイミング』の続きです。
店舗展開を考えた場合、どのタイミングで支店を出店すれば良いか??
私の経験をもとにして、数字でかんがえてみます。
店舗展開を考えれる基準の状態は、既存店舗の人員がマックス状態で、かつスタッフ平均70万で安定していることがあげられます。
セット椅子2面なら、2人で技術売上げ140万(店販別)前後。
セット椅子3面なら、3人で技術売上げ210万(店販別)前後。
この状態なら、次のステップへ進んでも良いのではないかと思います。
既存店舗のスタイリストを、新店舗の店長を任せるカタチをとります。
オーナーが新店舗でも主役を買って出ようとしてしまいがちですが、任せることがその後の展開にとっては重要です。
思い切って任せましょう。
これが、簡単なようで難しい。
私は、店舗サポートに回ってしまいましたが、結局任せるのであれば、はじめから任せてしまった方がよかったと感じています。
私が提案する『年商1億で長期にわたり安定する美容室経営』では、現場をスタッフに任せる技術が重要になってきます。
オーナー自身は支店においては身を引かなくてはなりません。
私も気が気でなかったですが。。。
でも、ここがクリアできれば、法人化や年商1億美容室経営へはスムーズに進むと感じます。
任せて安定化が出来るようになると、オーナー自身は経営者として使う時間というものに余裕ができます。
自分のコピーで拡大をするのではなく、勇気を持って任せることが、長期繁栄の一歩だと言えるのではないでしょうか??
鈴木和敏
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福島県内で9店舗の美容室を運営。 社員の平均月収は35万以上、離職率5%以下を維持。 2015年〜現場を引退し、美容室経営はリモート化。 現在は主に美容室経営のコンサルティングサポートをしている。 著書「脱・職人経営」はアマゾンレビュー200件以上で韓国でも翻訳された。