生涯現役美容師!?小さな美容室経営者の「出口戦略」を考えてみた

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オーナーさんがサロンワークで主役を担う、いわゆる「職人経営」の観点では

「生涯現役美容師」

をテーマにし、

「いかに長く存続させるか?」

をもってお店を立ち上げ、運営するのが一般的な美容室のカタチかと思います。

 

独立した当時の私にもそれは当てはまっているのですが・・・

 

しかし、事業(ビジネス)として割り切って考えてみると、

ゴールを設定することから事業計画を作るのが本来のカタチであります。

 

つまり、ビジネスとしての終点(到達地点)を決め、そこまでの

最短ルートを立てる計画がいわゆる【出口戦略】というやつです。

 

資本主義社会においては、これをしないと、

「ゴールがないマラソンを永遠に走らなくてはならない状態」

と同じってことになります。

 

いつまでも永遠にこないゴールをひたすら追っていれば・・・

当然そのうち疲弊してしまいますよね。

 

ということで、今回は小さな美容室の最終地点「出口戦略」について考えてみました。

 

ビジネスとしての着地点(ゴール)はこの5つしかない

最終的に言えば、ビジネスのゴールは下記の5つしか存在しません。

それは

1.上場(株式公開)

2.事業継承(後継者)

3.M&A(売却、譲渡)

4.解散(清算)

5.倒産(破産)

の5つです。

 

もしあなたが「生涯現役」を貫くと仮定しても・・・

 

「1」「2」「3」のどれかにゴールを設定しなければ、

結局は「閉店」というゴールを迎えることになります。

 

「1」の上場に関しては、このブログを読まれるあなたが目指すもの

ではない(ブログの対象的に)と勝手に仮定しておくと・・・

 

・「2」の事業継承をゴールとし、後継者を育成しておく。

・「3」の売却・譲渡をゴールとし、資産価値を高めておく。

 

この2つが賢い選択になるかも知れません。

 

そのように考えれば・・・

M&Aという出口戦略をとることで、ビジネスを現金化することも可能になります。

 

育てた事業を売却し、その後自分の店を1人でオープンするのもいいですね。

もしかしたら、「生涯現役」を貫きたいあなたこそ、ビジネスを育てて売却する方が

人生をより豊かにすることも考えられるということです。

 

ゴール(出口)の基準値を設けることが重要

そして、ゴール(出口戦略)には期限と基準値を設ける必要があります。

・5年後に3店舗にして、後継者に運営を任せる

・5年後に1億円の現金預金をつくり、売却する

などがそれです。

 

いつかは・・・

できれば・・・

 

というように、ゴールの基準が曖昧な状態では、

譲渡しやすいような内部環境を構築することすらも進まないでしょう。

 

また、ビジネスには必ず時代や環境の変化に伴って、

成長期もあれば停滞期や衰退期もあります。

成長期と衰退期では売却時の価値も変化しますし、

後継者へ引き継ぐ際の負担も大きく変わってきます。

 

ビジネスも、カーナビ同様に

「最終地点」を決めることで「最短ルート」を選択できる

ということが言えるのです。

 

ゴールの正解は・・・経営者自身の人生の目的

人生も経営も「正解」というのは存在しません。

あるとしたら、それは経営者の「あなたが決めたやりたいこと」がそれに当たります。

 

・自分の「死」とともに閉店を迎えて終わるのか?

・自分の後継者へ想いを引き継ぎたいのか?

・売却してお金に変えて、次のやりたいことへトライするのか?

 

あなたが本当にやりたいことは何でしょうか?

 

ぜひ、この年末年始にでも・・・

ゆっくり考えてみてはいかがでしょうか?

 

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鈴木和敏

鈴木和敏

株式会社 髪研代表取締役
SBA(サロンビジネスアカデミー)主宰。 福島県内で8店舗の小さな美容室を展開し10年以上、前年比約120%の売上アップを継続中。 スタッフ一人当たりの労働生産性は年間1000万円を越える。 現場をスタッフに任せても安定して「億越え」する美容室経営をテーマに、【利益率の高い美容室】【離職率の低い美容室】を構築したい方へのサポートを中心に活動。 信条は「スタッフは経営者にとっての最上位顧客」「美容室経営は美容師の仕事の延長ではなく経営者への転身」など。

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