美容室経営者として、新規来店のお客様へは「来店の理由(きっかけ)」を聞いていますでしょうか?
ここを明確にすることは小規模ヘアサロンの繁栄にとって、非常に重要です。
今回は、その理由とポイントをあげたいと思います。
まずは、どの広告媒体から来店につながったのかを聞き、集客に効果がある媒体のデータをとることです。
WEBをみて知ったのか、紹介なのか、チラシなのか。
また、WEBの中でも、HPなのか、ブログなのか、口コミサイトなのか?
効果が高いものを強化すれば集客しやすくなるからですね。
知り合いの紹介の上で、ホームページにたどり着いたなど、重複することもありますが、
たいていお客様の中で、『一番印象にあるもの』を答えてくれているはずです。
その集客媒体を強化すれば良いということになるわけです。
そして一番重要なことは、お客様はお店に何を期待してるかを聞き出すことです。
これだけたくさんある美容室の中から、あなたの美容室に来店しようと行動されたことには、
必ず理由やきっかけがあります。
☆トリートメントがよさそう(技術)
☆雰囲気がよさそう(空間)
☆近所(利便性)
☆営業スタイル(コンセプト)
☆価格
など、なにかしらの自分に今まで以上の価値をもたらすことを希望しているわけです。
そこをはっきりせずに、一生懸命やっても期待に応えられないわけですから、あたりまえの話といえば当たり前ですね。
お客様は『負(不)の解消』を望んでいます。
お客様の負(不)の明確化をし、負(不)を解消するという価値の提供をすることが必要となるわけです。
ぜひ、スタイルのカウンセリング同様、来店理由の明確化に時間を使ってみてください!
そして自店の強みを明確にし、価値の提供をしっかりと行いましょう!
福島県内で9店舗の美容室を運営。 社員の平均月収は35万以上、離職率5%以下を維持。 2015年〜現場を引退し、美容室経営はリモート化。 現在は主に美容室経営のコンサルティングサポートをしている。 著書「脱・職人経営」はアマゾンレビュー200件以上で韓国でも翻訳された。