前回は、美容室経営における『リアル口コミの重要性』について簡単にまとめましたが、
今回はちょっと使える小ネタをお伝えしようと思います。
コストゼロで簡単に取り組めますので、明日からすぐに試してくださいね。
まずは、一つ目。
◎ヘアスタイルが仕上がったら、お客様の携帯で写真を撮ってあげる
これはかなり使えます!きれいになったベストな状態をベストな角度で撮影してあげましょう。
ポイントはお客様の携帯で撮るということです。
お客様は誰かに撮ってもらうのも恥ずかしいし、自分撮りなんかもうまく撮れないことが多いからです。
でも、美容室できれいになったベストな状態を美容師さんがいい感じで撮ってあげればどうでしょう?
はい。永久保存版確定です!(笑)
ケータイの保存版になれば、友達や家族に見せたりすることもあるでしょう。ここで口コミが加速します!
TwitterやBlog、Facebookなどへの投稿なども期待できますね。
二つ目。
◎紹介カードをお渡しするときには、誰に渡せるか聞いてみる
これは、紹介カードなどをお渡しする際のちょっとした小技ですね。
紹介カードは意外と誰かに届く前に「ゴミ箱行き」の可能性があります。
『お友達に渡してください』とだけ言って、なんとなくお渡ししてる場合は特にそうですね。
紹介カードを渡す際は、誰に渡すかということをイメージしてもらったり、
こちらから渡す人を指定してしまいましょう!
例えば、担当者やサロンコンセプトが、縮毛矯正が得意という場合は
『くせ毛で困ってるお友達はいますか??』
と誰に渡せるかを一言聞いてみるんです。
そこでお客様は一度紹介カードを渡す人をイメージしてくれます。
ここが大事なんですね。
『いないかも。。』とかイメージしてもらえなかった場合は、そのお客様に紹介カードを渡してもゴミ箱行きです。
『あ、友達(○○さん)が悩んでます!』
と回答がくれば、OKですね。
すかさず、
『ではそのお友達(○○さん)に必ず渡してくださいね〜』
と渡す人を指定してしまいましょう!
これだけで、ゴミ箱行きの確率はグッと下がります。
以上、コストゼロのリアル口コミを加速させる小技2つでした。
簡単ですけど効果は大きいので、ぜひお試しくださいね〜。
福島県内で9店舗の美容室を運営。 社員の平均月収は35万以上、離職率5%以下を維持。 2015年〜現場を引退し、美容室経営はリモート化。 現在は主に美容室経営のコンサルティングサポートをしている。 著書「脱・職人経営」はアマゾンレビュー200件以上で韓国でも翻訳された。