美容室の新規集客にはさまざまな手段があります。
集客の話になると、、、
やはり某大手クーポン集客サイトの話が必ずと言っていいほど出てきますよね。
クーポンサイトに新規集客を依存する経営方法も、あなたが「手段」として選んでいるならば、うまく活用すれば良いでしょう。
ただ、「脱クーポンサイト集客」を掲げている美容室経営者は実際にたくさんいます。
理由としては、広告価格の高騰化に比例しない顧客の質の低下などが良くあがります。
顧客の質とは、客単価やリピート率の低さからクレームやドタキャン率の高さに至るまでさまざま。
では、クーポンサイトに依存せずに「質の高い顧客」を集めるためには、何からはじめたら良いでしょうか?
そのポイントを3つほどあげたいと思います。
美容室のサービスを届けたい相手をできるだけ明確化すること
まずは、サービスを提供する相手を明確にすればするほど、提供するサービスの価値が相手に伝わるような発信をすることが可能です。
「30代のOL」
というザックリした設定ではなく、個人を特定するかのようなターゲット設定です。
◼︎株式会社〇〇 のパート社員で、子供は〇歳の女の子がいる
◼︎通勤には軽自動車を使い、週末は〇〇スーパーでよく買い物をする
◼︎〇歳年上の旦那さんは公務員で年収は〇〇円。現状、化粧品を含んだ美容にかけらるお金は月に〇万円くらい
といったような具合です。
このようなターゲティング設定をマーケティング用語では「ペルソナ」といいます。
聞いたことがない場合は、「ペルソナシート」などでググッてみてください。
参考資料が見つかるので、イメージできると思います。
見込み客がたくさんいるところに絞って発信をすること
ペルソナが潜在しているであろう「媒体」やコミュニティ」をしっかり選んで情報を届けることができれば、質の良い広告活動をすることになります。
あなたの設定したペルソナが美容室を見つけるときはどんな時か?
どういうシチュエーションで美容室の発信に目がとまるのか?
ペルソナの行動をより深くイメージすると、クーポンサイトの他にも「見込み客」がたくさん潜在しているところが見つかるハズです。
見込み客に響く情報発信を続けること
ペルソナを設定し、ペルソナに情報がガンガン届く状態になれば、あとは「情報の質」の問題になります。
相手にサービスの価値が伝わる内容、発信するコンテンツの量、伝える手段(アプローチ方法)など。
情報発信からの予約獲得率を高めるということになります。
もし、より深く価値が伝わる発信ができれば、、、
当然「質の高い顧客」が集まる美容室にすることができるのです。
新規集客が効率的になると、そのまま比例して利益効率がよい美容室になっていきます。
つまり、小さな美容室が目指すべき質の高い美容室作りに直結してくるのです。
もう一度、新規集客の方法を見直し、利益の最大化に取り組んでみてはいかがでしょうか。
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福島県内で9店舗の美容室を運営。 社員の平均月収は35万以上、離職率5%以下を維持。 2015年〜現場を引退し、美容室経営はリモート化。 現在は主に美容室経営のコンサルティングサポートをしている。 著書「脱・職人経営」はアマゾンレビュー200件以上で韓国でも翻訳された。