オーナースタイリストとして活躍中であり、美容室経営者でもあるあなたは、毎日たくさんの仕事を抱えてると思います。
サロンワークにスタッフマネジメント、マーケティングに経理事務・・・
さらに職人型の美容室経営者さんになると、勉強熱心ですので、各種セミナーや技術講習も加わります。
その上、「時間があればやりたいこと」なども含めたら・・・
いくら時間があっても足りませんね。
今回は、仕事に追われない経営者になるためのヒントをお伝えしたいと思います。
「やることリスト」より「やらないことリスト」を
経営者である優秀なあなたは、なんでもこなせる能力があります。
■このくらいなら自分でやれる
■これは自分がやった方が早い
■自分がやらないと成果が出ない
・・・
残念ながら、これが忙しくなってしまう原因です。
あなたが的確に仕事をこなしてしまうことにより、スタッフや関係者の活躍の場は奪われてしまうのです。
スタッフの成長や、関係者への貢献を考えたら、仕事をどんどん任せるべきです。
そもそも、経営者は「ステージの構築」をしなければならないからです。
あなたが優秀であればあるほど、「自分がやらないコト」を増やすことが大切なのです。
イケてる美容室経営者の重要業務はたった2つ!?
極論を言ってしまえば、経営者がやらないといけない仕事は2つしかありません。
それは、「方向性を示すこと」と「書類に判子を押すこと(決めること)」です。
サロンのビジョンやミッションを内部や外部にきちんと示し、どこに向かうかを明確にすることで、まわりは動くことができます。
また、サロンを運営するにあたり、経営者として決定権を行使しなければなりません。
決定事項に対して責任者になることですね。
つまるところ、それ以外の仕事はスタッフに仕事を与えるか、いっそのこと「外注」してしまっても良いのです。
サロンワークはもちろん、スタッフ教育、顧客管理、マーケティング活動、経理事務、数字の分析…
すべての仕事を経営者自身が抱える必要はないわけです。
経営者に「ゆとり」があると「チャンス」はどんどん拡大する
方向性の明示や、決定判断に注力するためには、他の「任せる」仕事を増やし、あなたは時間や心の余裕を持つことが大切です。
たくさんの仕事を抱え、経営者としての「ゆとり」がないことにより、多くのチャンスを逃している経営者がいるからです。(過去の私もそうでした)
いわゆる「機会損失」ですね。
目先の売上や利益ばかりを見ていると・・・
実は大きな「見えない損失」が埋めれているかもしれないのです。
美容室経営者が自らのサロンワークに追われずに、「経営者らしい仕事」をすることをぜひ心がけてみてください。
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福島県内で9店舗の美容室を運営。 社員の平均月収は35万以上、離職率5%以下を維持。 2015年〜現場を引退し、美容室経営はリモート化。 現在は主に美容室経営のコンサルティングサポートをしている。 著書「脱・職人経営」はアマゾンレビュー200件以上で韓国でも翻訳された。