美容師にとって独立開業は一つの目標だと思います。
しかし、これからの時代はもっと先まで見据えた目標がないとサロン経営は厳しくなるのではないでしょうか。
それは
独立してからあなたはどういう経営を目指すのか?
と言うことです。
たとえば、
自分一人、もしくは気にいった仲間だけを雇って自分中心で運営をする
『myカンパニー』
と
たくさんの仲間や地域のお客様など、まわりに社会貢献をすることを軸に運営する
『ourカンパニー』
どちらも経営者ですが、社会的意味は大きく異なります。
ビジネスと言えるのは後者でしょう。
自営業の場合、最初はやりがいがあって、楽しいし、モチベーションが高いので失敗は少ないと思います。
しかし、将来的にそのまま継続するのはリスクがデカイのではないでしょうか??
そもそもマンパワーには限界がありますので、一人経営はオススメできません。
わたしが言う小規模サロンというのは、4〜5人程度のスタッフで構成されるサロンを指します。
一店舗でスタッフ4〜5人。
月間売上目標は300万〜400万。
このレベルの店舗づくりを目指すことをわたしはオススメしたいです。
福島県内で9店舗の美容室を運営。 社員の平均月収は35万以上、離職率5%以下を維持。 2015年〜現場を引退し、美容室経営はリモート化。 現在は主に美容室経営のコンサルティングサポートをしている。 著書「脱・職人経営」はアマゾンレビュー200件以上で韓国でも翻訳された。