美容師の平均年収は370万ほどと言われております。
残念ながら、社会的には低い数字と言わざるを得ない数字でしょう。
ここでは、美容師が年収1000万になる方法を少し考察してみます。
◎美容室経営者になる
現実的に考えても、雇われ美容師のままでの年収1000万はなかなか厳しい数字になります。
月収80万ほどですからね・・・
歩合還元率40%でも、一人で200万の売上を生産しなくてはいけません。
一般的なプレイヤーとしては非現実的と言わざるを得ませんね。
やはり、美容室経営者とステージを変え、数店舗経営する形などが現実的かと思います。
詳しくはまた後日記事にしたいと思います。
◎大型チェーン店のエリアマネージャーになる
プレイヤーとしての年収1000万は厳しくても、「役職」による年収1000万は現実的とは言えます。
■大型店の店長
■全国チェーン店のエリア統括マネージャー
になるなど、比較的規模の大きな会社にて高い役職をもらえれば、年収1000万は現実的な数字と言えます。
◎サロンワーク以外からの収入をつくる
たとえば、技術の講師活動、セミナー開催、書籍を出版したりなどにより、サロンワーク以外からの収入ルートをつくることです。
オリジナルシャンプーやトリートメントを開発して売るなどもそうですね。
ダブルワーク、いわゆる副業形式です。
いかがですか?
美容師が年収1000万を獲得するイメージはざっくりこんなところでしょう。
いづれにせよ、私はこれからの時代、
『サロンワーク以外からの収入を持つこと』
を推奨しています。
それは経営者になりオーナー収入をもつことだったり、美容師ブログから直接的に稼ぐことだったり、講師業を始めることであったり。
残念ながらサロンワークは「労働集約型」ですから、目に見えるレベルでの限界があります。
また、最近増えている超小型サロン(1人〜3人)レベルで独立しても、現実的にたいした収入にはならないでしょう。
美容師としての舞台がありつつ、オーナー業などでキャッシュポイントを複数もつ。
これが次世代美容師の新しい働き方なのだと思います。
福島県内で9店舗の美容室を運営。 社員の平均月収は35万以上、離職率5%以下を維持。 2015年〜現場を引退し、美容室経営はリモート化。 現在は主に美容室経営のコンサルティングサポートをしている。 著書「脱・職人経営」はアマゾンレビュー200件以上で韓国でも翻訳された。